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なにわ会について

なにわ会について 在伯大阪なにわ会は、サンパウロにある大阪府出身者の公的な“県人会”組織で、1965年に創立された。独自性の誇りを後世に伝承するために設立された大阪なにわ会は、大阪府出身者、その子弟、さらに大阪への応援者の方々の間の友好を深め、日本文化の様々な局面を保存し伝えてきた。われわれの“県人会”の本質は、大阪の豊かな文化遺産をサンパウロ市あるいは近隣の州に住む市民に普及させ、親交、社会的責任、文化多様性、市民権さらにお互いの尊重を通して集ったメンバーや会員で構成されるコミュニティを形成し維持する、ということへの絶え間ない希求にある。

1965年から今日まで

1965年に大阪府出身者の有志グループの発案で「なにわ会」が創立されました。 その頃、なにわ会の会合は、現在ニッケイ新聞社の建物があるグロリア街にあった、会創立者の一人である寺沢氏の事務所で行なわれていました。のちほど、この会合は、現在の会館が創立されるまで、ジョン⋅メンデス広場に位置する部屋に移されました。 会員やブラジルに進出している大阪の企業の寄付、そして大阪府の莫大な援助により、土地を購入し現在の会館が造られました。会館建設前の1970年代に黒田大阪府知事をお迎えしています。

 

1981年、ドミンゴス⋅デ⋅モラエス街の古い一軒家が建っていた土地が現在の会館の建設用地となりました。1981年7月に定礎式を行い、会館の工事が開始されました。建設工事は1982年に終了し、同年10月、会館落成式が、宗像大阪府副知事をはじめ日本からのご来賓をお迎えし、サンゴンサロ教会の竹内神父の加護のもとに挙行されました。

1985年には、なにわ会創立20周年記念式典が、岸大阪府知事はじめ原田衆議院議員のご出席のもと開催されました。その後、中山、藤村両衆議院議員、そしてブラジルを練習航海中の海上自衛隊隊員の皆さんをこの会館にお迎えしました。大阪サンパウロ姉妹都市協定を通して、西尾市長、田中副市長、床田市会議長それに市会議員の方々も会館を訪問されました。

なにわ会主催で第一回カラオケ大会をはじめとする一連の活動が1985年に開始しました。平行して、なにわ会がお年寄りや幼少者の保護施設「憩いの園」や「子供の園」などの慈善団体を訪問し、同伴していたサウーデ楽団が演芸を披露する、といった社会的な活動も始まりました。

​現在、運動会、竹の子狩、旅行や恒例の新年会といった、会員のリクレーション活動を会館の内外で継続して行なっています。

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